駐車場の経済学~駐車場をどの程度の大きさとすべきかに関する諸考察

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地方といえば、車。車と言えば、駐車場が必要となります。その駐車場、地方で商売している人は設置するかしないか、どの程度の大きさにするか悩むときもあるでしょう。今回はそんなことについて考察してみました。

駐車場を設置する、というの当然の事ながらコストがかかります。だいたい、松本市の月ぎめ駐車場の相場が、3,000円~4,000円、これが駅前ともなるともう少し金額が大きくなることでしょう。それも、駐車場費用はお客さんの入りに関わらず、固定的に出ていく費用なので、なかなか駐車場に大きな金額を出せない、ということになるでしょう。やっぱり、駐車場の敷地があれば、その分店舗の敷地を広げたいものですし、、。

が、これが客の立場になると、ぐっと見方が変わります。どんなに素晴らしいお店で、素晴らしい商品やサービスを扱っていても車をとめれなくてはそこに立ちよることは結構難しいのです。「このカフェ、店の雰囲気もいいし、料理もおいしいよ。」と言われてうきうきと車ででかけます。そこで、お店にたどりついてみると、なんと満車で駐車場にとめれない、、、というと結構がっかりします。そこに再訪するかというと、「今度も満車だったら嫌だな~」と思うと、なかなか、行く気になれず、結局いかなくなってしまう。

コンビニを見てください。結構、駐車場、広々としていませんか?結構、空いているスペースもあり、一見するとそこが非常に無駄な空間に思えることでしょう。いつ行っても、駐車場が空いている、という安心感、と、駐車場が広いことによる停めやすさがあり、まさに、コンビニエンス(便利だな~)と思います。おそらく、コンビニの運営会社の人は、それをわかってあえて駐車場を広くしているのでは、と思います。

あと、注意したいのは、街中(駅前)にお店を作る場合。駐車場を持てず、公共交通機関で来る人のみを対象にしているところもあります。それで、お客さんが満足に来てくれるようであれば、そのままでもいいのですが、お客さんを増やしたい、集客したい、という段になったら、駐車場の設置を考えてみてください。この場合、自前で持つ必要はなく、例えば近くの駐車場と提携して、利用したら少し安くなるようにしたり、そこまでいかなくても、お店の周りのパーキングを紹介するだけでも、「じゃあ、行ってみようかな、、、」という気分になるものです。

というわけで、駐車場、お客さんを呼ぼうと思ったらある程度の広さが必要でしょう。個人で商売をしている人は、コンビニのように大資本ではないので、むずかしいかもしれませんが、ある程度の大きさを持った駐車場があるといいですよね。

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