怖くても事業の幅を狭めないと先に進めない

事業をしていると手広く事業をするか、それとも事業の幅を狭くして専業するか、悩ましいところです。ですが、近年では事業の幅を狭くする、というのが、一般的な流れのようです。今回はそんなことをば。

事業の幅を狭くする、というのは、結構、怖いししんどいです。というのは、お客さんが取れる幅が狭くなってしまう、ということがあります。お客さんが来ると、売上が欲しいこともあり、つい、「やります」と言ってしまいます。あと、事業を絞るのは、その事業が本当に大丈夫なのか、つまり、お客さんがいなくなったり(事業が縮小)、競合他社が増えすぎてしまうのか(レッドオーシャン)、という不安があります。

だけども、絞ることには絞ることなりのメリットがあります。まずは、業務効率性と品質向上です。やる業務がまちまちだと、どうしても時間がかかってしまいます。あとは、業務のレベルが上がらないのでここの業務の品質もイマイチです。逆に事業を絞れば、同種の事業ばかりしているのでその事業に対して経験値が上がり、効率性も品質も上がります。

もう一つは、売上にも貢献します。それは、先ほども言ったように、業務の品質が上がればお客さんも増えるし、値段も上げやすくなります。また、プロモーションもしやすくなります。また、絞り込んだ方が、お客さんに対するアピールも強くなります。

ということで、事業を絞り込む、ということについては一定のメリットがあります。特に、従業員が少なく少数でやっている場合は、事業の絞り込みは必須です。組織が大きくなれば、専業特化のリスクへのケアも必要となるので、場合によっては複数事業を持つ、ということもあるかもしれませんが。

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