集客をする、ための一歩について考えてみました。

集客をする、つまり人を集める、これは商売をするにはもちろん、イベントをする、遊ぶ、等々あらゆる局面で必要とされるスキルです。ただ、人の心を動かし、集まってもらうようにする、というのはなかなか難しい。集客の第一歩を考えてみました。

まず、「なぜ」参加しないといけないのか、参加することのメリットを明確にし、それを伝えるということが重要です。参加するほうは、そこが理解できないと、参加する、という選択肢はとらないです。というのは、参加するという行為はお金も時間も手間もかかるし、タイミングも合わせないといけないので、それを上回るメリットがない限り参加はしないですよね。。主催者側は、メリットを十分に理解しているからこそ、逆に説明を怠ってしまう傾向があります。ので、その辺はきちんと説明をする必要があります。

次は、まずは友達から。やっぱり、全く自分のことを知らない人にコンタクトするより、自分を知っている人のほうが参加しやすいのです。なので、まずは自分の身の周りの人からアプローチする。もちろん、「来てくれ」と頼み込むのではなく、自然と来てほしくなるようなアプローチにすべきのは言うまでもありません。まあ、有名になれば友人とか知人とかでなくても集客できるのですが、最初からそれは難しいですよね。

それと関連して、自分も他のイベントに参加する、ということも有効です。そこで仲良くなった人が自分のイベントに来てくれることもありますし、また、そのイベントの主催者が自分のイベントに参加してくれることもあります。主催者としては、自分のイベントに参加してもらえるのはうれしいので、そのお返しにイベントに参加しようという気持ちになりがちです。ただ、注意点として、別の人が主催するイベントで、がっつり集客するとそれはそれで嫌われます。あくまでも、イベントに参加することがメインで、自分の集客は穏やかにエレガントにしたいものです。集客したい場合はあらかじめ主催者に了承を得る、というのも意識したい心がけです。

それと関連して、直接、誘うということも人を集めるには有効です。やっぱり、facebookのイベントページの様に多数の人に対して発信するより、メッセンジャーで直接誘ったほうが感情を動かされやすく、「まあ、行ってやるか」という気分になりやすい。ぼくがイベントをやる時は、よく来てくれる人や自分が来てほしいと思う人は直接メッセージを送ったりします。また、友人は、facebookのイベントページ「興味あり」をクリックした人に対しては、声をかけるようです。ただ、やりすぎると嫌われるのでその辺のバランス感覚は要請されますが。

それと、同種の会を繰り返す、というのも有効。最初のうちはあまり認識されなくても、繰り返していると認知度が高まります。また、そのうち、タイミングが合う人がでてきたり、前来た人が繰り返し来てくれたり、友達を連れてきてくれたりで、少しずつ来てくれる人が膨らみます。もちろん、「参加してみたい」、「もう1回来たい」というサービスやイベントにするのが大前提となります。

最後に人と組む。ジョイントベンチャー、つまり、自分がサービスを提供する主体であれば、人を集めてくれたりイベントのアレンジをしてくれる人と組むわけです。人を集めることが得意な人、というのは、結構いて、そういう人と組むと結構すんなりと人が集まります。

集客、というのは、なかなか難しい、のですが、最初のうち、小さな商いやイベントの集客だったら上記のような方法も有効かと思います。そして、集客もスキルなので、繰り返せば集客力も向上し、ある程度は人を集めることができるようになることでしょう。ぼくもいまだ修行の身なので、早く自由自在に集客できるようになりたいものです。

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