つい、自分をおさえてしまう人のために(3) ~自分をおさえないために

このシリーズも3回目、というわけで、つい自分をおさえてしまう人が、そうならないためにどうすべき考えてみました。と、エラそうに書いていますが、自分も全てが完璧にできているわけではなく、鋭意修行中ではありますが。

 嫌われる勇気を

自分がしたい、ということをするためには、ある程度、嫌われることも必要となります。つい、自分をおさえてしまう人は、周りを慮ってしまう、つまり、嫌われないようにしてしまう傾向があります。でも、そうすると、自分がしたい、と思うことへの道のりが遠くなってしまいます。もちろん、むやみやたらに嫌われるのはまずいのですが、ここぞというときには、そういう心の強さを持つことも必要となります。

そのようなことが、以下の書籍に書いてあります。頭でわかっていても、実行するのは難しいのですが、、。

伝え方を工夫

次は伝え方を工夫してみましょう。つまり、相手の気分をなるべく損じずに如何に自分が伝えたいことを伝えるか、ということです。

例えば、枕詞(「恐縮ですが。」「すみませんが。」等)をつける、理由や想いを説明する(人は背景、理由が理解できると、了承しやすくなります)、メールでなく電話、電話ではなく対面で説明するなどがあります。

伝え方を工夫することにより、より自分を出すことへの抵抗が若干減ります。

場を選ぶ

自分を出せる場所、許容される場所を見つけましょう。一般的に職場、初めて参加する場、馴染めていない場では、つい自分をおさえてしまいます。逆に、ある程度、自分が親しみを持っている場、少人数で構成された場であれば、自分を出しやすいです。というわけで、自分をおさえやすい人は、自分を出しやすい場を持っておくといいです。

もちろん、自分を出しやすい、といっても程度を考える必要はあることと、そういう場に依存しすぎないように気を付けましょう。

表情

表情、気を付けたいですね。特に、自分をおさえている場合は表情が暗くなりがちです。そういうとき、少しにこやかにすると、心が晴れてきます。また、見た相手からの印象もよくなり、雰囲気がよくなると、若干自分を出しやすくなるでしょう。

まとめ

つい、自分をおさえてしまう方は、少し上記のことを意識してみるといいでしょう。おそらく、自分を出す/おさえるというのは、割と感情に基づきやってしまう人、が多いと思います。そうではなく、ある程度、理性をもって、ここでは自分を出す、ここではおさえるというようにコントロールできるといいのではないか、と思いました。私もそこまで戦略的にはできていないので、仮説とはいえるのですが。やっぱり、大切なのは「勇気」ですね。

人生のコツ/趣味