文章を手早く書けるためには型をたくさん身につけること

文章を悩まず書けるようになりたい、という人は結構多いですよね。特に、小説家とかではなく、ビジネスとして書く、という場合は、型を身に着けるといいでしょう。今回はそんなことをば。

文章の型、これをいくつか持っていると便利です。というのは、文章を書くにあたり、型があれば、内容を型に当てはめてあげると、すんなりかけます。書き方について頭を悩ませないので楽です。

具体的にどんな型があるかというと、

  • 法律文書だと、事実 → 法令 → あてはめ
  • 監査所見だと、事実 → 問題点 → 改善提案
  • ビジネス文書だと、結論ファースト(結論 → 根拠)
  • ブログだと事例 → 教訓
  • 手紙だと時候のあいさつ → 本文 → 結語
  • 教官への質問だと、事実 → 背景 → 質問事項
  • メールだと、目的 → 理由 → フォローアップ

ぼくの場合、ビジネス的な文書が多いですね(笑)。このように文章の型を文書の目的に応じて使い分けると楽です。

また、この文書の型を別のタイプの文書を書く際に流用する、ということができます。

例えば、ぼくの場合、このブログを書くにあたっては、ビジネス文書を意識しつつ、結論はぼやかして書いています。また、税務調査の報告書をまとめるにあたっては、通常であれば法律文書的にかくのでしょうが、あえて、監査所見風に書いたこともあります。

ただ、型が少ないと、全ての文書を一定の型に当てはめてしまう、という傾向もあるので、注意したほうがいいでしょう。やっぱり、論文を書くのとブログを書くのでは本来書き方がちがうはずなのに、同じように書くと違和感が生じてしまう、ということもあるでしょうし。

というわけで、文書の型、持っていると手早く文書をかけるので便利です。いくつか覚えておいて、使えるようになると楽でしょう。

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