人を助ける、より前にまずは自分の身を守ること

人を助けたい、と感じることは、ある意味人として当然のことです。ですが、人の身を助けようとするあまり、自分の身の安全を守ることができないケースもあります。そんなこんなを考えてみます。

まずは、自分の身の安全を考えることが大切なのでは、と思います。人を助けることができれば、まだ、いいです。ですが、人を助けようとして、結局、助けることができず、共倒れになるともう悲惨です。

自分が助けられる側に回ってしまう、と、助ける人はさらに負担があがります。少なくとも、自分が安全圏にいれば、助ける能力のある人の負担を減らすことができる。自分の足できちんと立つことこそが、間接的にですが、人のことも助けている、ということになります。

あと、自分は一人ではない、ということでしょう。親、子、祖父母、孫、友人と自分の周りには自分になにかあれば、影響を受ける人、悲しむ人、もいるでしょう。そういう人を作らないためには、自分の身を守ることが大切です。

もちろん、職業的に危険な自分をさらさないといけない人、という人もいます。警察官であり、消防士であり、医師であり、看護師であり、使命感がある人たちです。そういう人であっても、できる限りは自分の身を守ってほしい。

あと、補足ですが、もう一点。人を助けるな、というわけではなく、まずは自分の身を守ろうというのが主眼です。自分がある程度安全な場所にいて、共倒れしないような状況にあった場合は積極的に手を差し伸べること必要でしょう。もちろん、自分がしやすい方法をもって手を差し伸べるのも必要でしょう。

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