よく、「普通は〇〇」「XXが常識」、「みんな△△と言っている」というような言われ方をします。そう言われると、つい、「仕方がないかな、」と思いその言葉に従ってしまうことありせんか。ただ、そう言った言葉に惑わされることなかれ、というのが今回のテーマです。
それは、結局、話し手の持つ考えであり、その人の周辺の人にいる考えでしかないから。特に、「みんなが言っている」という言動は、「みんな」というのは、その人の周りにいて、その人と考えを一にする何人かしかないです。結局、人を動かす論理や説得力、根拠がないから、常識的、とか、みんな、という言葉を使って誤魔化そうとしているだけです。
ただ、よくよく考えてみると、普通、常識、というのは、時代によっても違うし、属しているコミュニティによっても違います。起業一つをとっても、それが会社員のコミュニティで話されているか、それとも経営者のコミュニティで話されているかで全然内容が異なってきますからね。
あと、常識とか、普通とか、言葉を変えれば、多数派である、ということはあるでしょう。確かに、多数派に属していれば、楽ですし、リスク自体は少ないです。まあ、赤信号みんなで渡れば怖くない、ということですね。ただ、多数派にいると楽しくない、とか、やっぱ多数派だと儲からない、ということであれば、多数派とは距離を置く、ということも必要でしょう。
というわけで、常識、普通、ということにかかる付き合い方、考えてみました。やっぱり、状況を明確にしつつ、客観的に捉えることが大切だと思いますだよ。