リスクがあってもやりたいことが本当にやりたいことである

リスクが高い行為、ということが、往々にしてあります。もちろん、リスクの高い低いは人によって異なるので一意には言えないでしょう。そんなリスクをとれるかどうか、そこにその人のやりたいことがあったりします。

リスクがある行為、それは個人で生活しているうえでもあるはずです。特にそれほどやりたいとでなければ、「リスクがあるからやーらない。」ということで、やらない方向に流れます。リスクが高ければ高いほど、やらない圧力が高まりますが、「それでもやりたい。」と思えることが、その人にとってのやりたいことである、とも考えられます。

例えば、インドで一人旅をする、ということを考えてみましょう。インドは若干政情不安なところもあり、旅行者を狙ったような犯罪も多く、衛生状況もあまりよくありません。そもそも、一人旅、というのは、なにがあるかわからない海外の中に一人飛び込むことなので、怖いと言えば怖いです。

なので、通常、日本に住んでいる多くの人は、一人でインドで旅をしません。ただ、ぼくの場合は、「インドで一人旅をしたい」という、内的欲求が強く、結局、大学3年の頃にはインド一人旅を敢行しました。

リスクがあってもやりたい、というのは、その人にとって本当にやりたいことです。ですが、多くの人には理解されない。なぜなら、反対する人にとっては、リスクの高いことをそもそもやろうという内的動機がないから。反対する人にとっては、「なんで、そんな危ないことするの。もっと他にもやることあるじゃん。」としか、思えない。

なので、周囲の人の反対をどう対処するか考える必要がある。自分との距離によって、中止する、説得する、妥協点を探す、強行する、無視する、等等対応も変わってくるはずです。

つまり、ここで考えてほしいのは、リスクがあってもやりたいか、やる場合はきちんとリスク管理をすることが必要(中止することも含め)、また、周囲の人は理解してくれないのでそれにどう対処するかも考えることが必要でしょう。

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