交渉を麻雀に例えてみると

交渉というものは、ある意味、麻雀に近い面があります。なので、麻雀の攻略法から交渉の攻略法が見えてくるかもしれませんね。今回はそんなことをば。

まず、麻雀では相手の手のうちが見えません。ですが、全く見えないわけでもなく、捨て牌やチー、ポンしたら、ある程度は相手の手を読むことができます。そうやって、相手の手を読みながら、自分の手を作っていく、これが麻雀の進め方です。交渉ごともこれと同じで、相手の状況や狙いは完全には掴めないものの、目に見えている状況や表情等から相手の様子を探りそれを元に交渉を進めます。

また、強くいくか、それとも、降りるのか、そういう判断が麻雀の場合あります。自分の手と相手の手のバランスや、点棒の状況で決めていきます。強くいけば強くいくほど自分の狙っている手役が上がりやすくなりますが、他方で相手に振り込んで点数を取られるということもあるでしょう。逆に降りて仕まえば、振り込むことはありませんが、自分の手は上がれなくなるし、結局、積もられたりとかして失点してしまう可能性もあります。

交渉もこれと同じで、強気にいけば通れば大きいのですがしくじっても大きく場合によっては破談しますよね。逆に弱気にいきすぎると相手の言い分が通ってしまい、不利な立場で取引をする、ということにもなるでしょう。

結局、麻雀も交渉も自分や相手の状況を適切に見極め、それに基づき、時には強気に時には弱気にいき、最後に勝つ、ということを目指したいものですね。

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