苦手なことがあったらどこがボトルネックか特定しよう

例えば、数学が苦手、とか、理科が苦手、とか、この前の投稿のように簿記が苦手、とあります。その場合、全部がダメ、ということではなく、どこか根本的にダメなところがあったりします。なので、まずは、それを特定しましょう、というのがここでのお話です。ここでは、試験や勉強を想定して話を進めます。

全てがわからない、ということは、実際にないことが多いと思います。どこかに問題があって、苦手、ということがあるので、そこを特定したいところです。どこに苦手なところがあるかで、解決法が変わってきます。

具体的には、部分的に苦手なところがある、という場合があります。例えば、数学だったら、基礎解析は得意だけど、代数幾何は苦手、とか、理科だったら物理はいけるけど、生物は苦手、とか。部分的に苦手なのは、範囲が狭いこともあり割と問題点を特定しやすく、そこをふかぼっていけばいいです。

厄介なのは、ベースとなる、基本的なことがわからない、という場合。基礎ができていないので、そこにいくら積み上げても無駄、ということがあります。この場合、どこに問題があるのかが、わかりにくい。そういう場合は、どんどん掘り下げていって、問題を特定することが早道です。聞いた話だと、小学生で算数が苦手な人に小1から問題を解かせていって、どこに苦手分野があるか割り出したことがある、ということがあるようです。一見すると遠回りだけど、これが一番確実です。どうしても、苦手意識があると、出遅れ感が出てしまい、どんどん先に進めようとしてドツボにハマることがあるので、基本に立ち返ることを意識したいです。

じゃあ、きちんと理解していればいいのか、、というとそうでもありません。理解していても、試験をしてみると点数が伸びない。それは、覚えていない、か、練習が足りない、ということです。試験は、何も見ずにする、ということがほとんどです。ですので、記憶しておかないと表現ができません。また、簿記はスポーツだ、、という言葉があるように、ひたすら問題を解いて練習して、問題を見たらパッと解けるようにしておかないということもあります。

ということで、苦手な箇所によって、解決策が異なります。ですので、苦手意識を持ったら、どこにボトルネックがあるか、きちんと把握し、それに応じて打ち手を考える必要があります。

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