お金を貸す方、借りる方、どちらの立場が強いのか

お金を貸す側、借りる側、どちらの立場が強いのか、という問いがあります。なんとなく、貸す側が強いようなと思いがちですが、実はそうではありません。今回はそんなことを考えてみます。

貸す側が強いのは、お金を貸してしまうまでです。そこから先は借りた人には勝てません。だって、借りた人が「ごめーん、お金ないんだー」と言われたら、もう、取り返しようがないのです。暴力的に取り立てる、ことができるのは、反社会的な立場に立つひとだけで、そうでない人はそんなことはできないですよね。じゃあ、訴えればいい、てっ、訴えるのにどれだけの手間暇がかかるのか、例え、勝ったとしてそこから回収まではさらに道が遠いです。結局は回収できず、泣き寝入りになってしまう、ということになってしまいます。当然にその人との関係は崩れてしまいます。

業としてお金を貸す場合でも、借り手側優位は変わりません。回収が滞る、場合によっては返ってこないリスクを負います。別の言い方をすれば、ビジネスとしてお金を貸す場合は、お金の貸し手は自分のお金をリスクに晒してそのリターンを享受している、ということになります。そこで、貸し手が負うリスクの大きさに応じて、金利の額が変わってきます。また、業としてお金を貸す場合は、借り手の財産や収入や人間性を評価する、契約で縛る、担保や保証人をとる、闇金であれば反社会的勢力を活用する、というように借り手の強さへの対抗策をあらかじめ打ち出しておきます。

プライベートの場合はどうか。まあ、貸さないの一番です。それにつきます。友達なのに助けないのかー、と言われるかもしれませんが、関係性が薄い人だったら、この時点で人間関係を整理してもいいと思います。関係性によっては、貸すということもあるのですが、その場合は、徹底的に対策を立ておくか、返ってこなくても仕方がない、と割り切る、かどちらでしょう。

いずれにしろ、お金を貸してしまった時には力関係が逆転し、借り手の方が有利になります。なので、お金を貸す、というのは、とても難しい問題で正解はありません。一つだけ言えることは、慎重に慎重に重ねて決断することが大切です。

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