競走ごとは、自分も辛ければ相手も辛い

競走ごと、ここでは、戦い、スポーツ、交渉、等々、自分と相手が競い合うような状況を指します。あたかも、自分だけが辛いように思えますが、実は相手も辛いのです。今回はそんなことをば。

競走をしている、という状況は、自分にとってはとても辛いです。序盤より中終盤が、とか、自分が劣勢になった時のしんどさは並大抵ではありません。

その一方で、自分から見た相手は、結構、余裕があるように見えます。なので、自分がダメで相手は大丈夫、なので、これは自分が負けかな、、、と思ってしまう可能性があります。で、途中でき諦めたり、妥協してしまったりということが起こります。

ですが、実は相手の方もしんどいことが多いです。冷静に考えると、自分も相手も実力がある程度均衡しているのであれば、明らかに態勢に差がない限りにおいて、相手も大変なのです。ですが、やっぱり、自分の状況はよくわかるのですが、相手の状況はわからないと、どうしても、相手の方が余裕を持って見えてしまう、ということはあります。

なので、できる限り、相手の状況もできる限り偵察し、それに基づき想像することが必要です。もちろん、それでも明確に把握しきれないかもしれません。ですが、大切なことは、相手も辛いんだろうな、、とか、もしかしたら相手も辛いかもしれない、、と考えることも必要です。そうすれば、安易に諦めたり妥協したり、ということは無くなるでしょう。

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