バーチャルオフィスの課題点

バーチャルオフィス、つまり、物理的なオフィスを持たないということが結構流行っています。確かに、オフィスを持つと賃料もかかってしまうし、今だと、リモートワークも可能なので、ますます、オフィスの必要がなくなってきています。ですが、問題点もやっぱりあるのです。

バーチャルオフィスだと、情報のやり取りが圧倒的に不足する。一緒にいる、ということは、それだけで結構な情報量のやり取りがあります。直接的な言葉のやり取りだけではなく、例えば、電話で話している状況、顔色、ちょっとした世間話。特に、バーチャルの場合はコミュニケーションを取ろうとすると、時間を決めたりZoom等の設定が必要だったりしますが、リアルオフィスだとパッと話ができる、というメリットがあります。その結果、意思疎通が乏しくなり、場合によっては業務に支障をきたします。

もう一つは、紙の処理。実は、通常の業務は紙のやり取りが結構多く、この紙の処理についてバーチャルだと難しい面があります。リアルオフィスだと、すぐ隣の人に手渡せば済むのですが、バーチャルだと難しい。もちろん、スキャナしてサーバーにアップロードすれば共有できるのですが、それはそれで面倒。あと、どうしても紙で取っておかないといけないものの場合、じゃあ、どうやって保管するか、、ということも同じく面倒。

他にも色々とあると思いますが、今回は思いついたもののみ。バーチャルオフィスならでは便利な面もあるので、デメリットをうまく改修して適宜やるならやるでうまく活用したいところでしょう。

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