変化していない人と話をするのはつまらない

身の回りに変化がある人と、そうでない人、どちらの人と話をするのが楽しいでしょうか?やっぱり、変化している人の話は面白いものです。今回は昔話をしながら、そんなことを考えみました。自分自身も時としてマンネリに陥ることがあるので、自戒をこめて書いてみました。

これは、20代後半から30代前半にかけての出来事です。その時、大体1年に1回くらい酒を飲む友人がいました。その人は、料理経験者でお店を出したい、ということで、飲むとその話をします。最初のうちは、ぼくも、その話にエキサイティングになりながら、聞いてました。ぜひ、お店を出してください、出したら行きますから、と、思っていました。

ところが、何年経っても同じような話をしているわけですね。何度あっても、お店を出す話、立地を考えている話、今の仕事のぐち、それと、思い出話、と、変わり映えのしない話になってしまいます。そうなると、その人と飲んでいて、あまり面白くなく感じてしまう、というか、飽きてしまったのです。それからは、その人と飲むことはなくなり現在に至りました。

もし、この人が変化をしていたら、例えばお店を出すことにしました、準備しています、実際開業しました、うまくいきました、やっぱりだめでした、となれば、話をしていて飽きを感じることはなかったと思うし、たとえうまくいかなかったとしても興味を持ってその話を聞けたと思います。

なので、変化する人、そのものが素材になるので、話をしていて面白いと思います。昔の友人と会って、話をして、面白く感じるのは、その人の変化している軌跡が見えて、それに共感を覚える時です。昔話も好きですが、そればかりだと飽きちゃいますよね。

ということで、変化している人、の話は面白くなる傾向があります。だから変化をしろ、というわけではないですが、何かの参考になればと思います。

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