正義を貫くことが実は相手のためにもなる

正しいこと、それはもちろん、正しいです。ですが、あまりにも正しさを強調すると息苦しさを感じることもあるでしょう。なので、つい、日和ってスルーしてしまいたくなる。でも、それは自分にとっても相手にとってもマイナスになってしまうこともある、というのが今回の話です。

要するに、「まあ、いいか。」と考えてみて見ぬふりをすることです。確かに、正しいことを貫こうとすると、結構、辛く感じることありますよね。特に相手が嫌そうな顔をすると、こっちも追及がにぶりがちです。ぼくたちも人間なので、相手が嫌そうにすると意思がにぶります。

ですが、ここで変にスルーすると、結局、相手の行動は変わらず、正しくない行動を続けてしまいます。それ自身が問題ですし、また、後になってその人が責任を問われることが多くなります。もちろん、自分がそれに関与する立場であれば、自分の身も危うくなる、こともあるでしょう。

こういうことをふまえると、自分にとっての正義感を大切にし、それを貫く、ということはとても大切なことになります。

ここで、大切にすべきは自分の感性とバランス感覚。感性というのは、なんとなくひっかかる、やっぱりこれは見逃せない、といったところ。大したことないよ、とか、いいじゃね、というめんどくさがりの心も時には出てきます。でも、やっぱり、それにはきちんと向き合うことが大切。

もう一つはバランス感覚。正義にしたがう、ということは時として相手を傷つけることがあります。つまり、正義を行使することの自分、相手、社会に対する意義と相手の状況を思いやる心のバランスをきちんと考える必要があるでしょう。

正義を貫く、かっこいいけど、難しい。感性にしたがいつつ、バランス感覚をきちんととって、物事を進めることが必要でしょう。

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