約束を守ることは手段であって目的ではない

約束を守ること、人として当たり前のことと考えられています。基本的にはほとんどの場合は当てはまります。ですが、当てはまらない場合も往々にしてあります。今回は、そんなんことをば。

約束を守ることは人間との信頼関係を維持するために必要不可欠な行為です。もし、約束を守らない、それも一度や二度でなく複数だったり、または、理由がなかったりすると、あっという間に信頼を失います。なので、約束を守ることは大切なのです。

ですが、約束を守ることが絶対、というわけでもありません。時としては、約束を果たさない、ということも必要だったりします。約束を果たさない方が、お互いがいい関係やいい状態になれるのであれば、約束を果たさない、ということもあるでしょう。つまり、約束は人間関係を維持するための手段であって、目的ではないので、約束を守る、ということを金科玉条にするとそれはそれでうまくいかないことがあります。

とはいえ、約束を破ることがいい結果に繋がる、ということは、そう多くはありません。注意すべきは、きちんとした理由がありそれがお互いにとってのメリットとなる、とか、約束を守ることが片方にとって非常にマイナスなことになってしまう、そういうことです。また、その場合は丁寧に謝罪するとか、きちんと理由を説明する、とかそう言った対応が必要です。まあ、約束を破ることのダメージを必要最小限まで減らす、ということがキーになってくるかと思います。

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