大企業に勤めていたことも結構役に立つよ

今、大企業で働いている人で将来独立したり、中小企業で働く人も結構な数、いるかと思います。そういう場合、思いがちなのが、「もう、ここで学べることなんてない。」ということです。ですが、意外とそうでなく、大企業、色々と学べることが多いですよ。

実は、中小企業にいる、もしくは、独立した時に、意外と前職で、特に大企業で見てきたことが参考になることが多いです。もちろん、同様の中小企業でもいいのですが、やっぱり、大企業だと組織の管理体制やコンプライアンスがしっかりしているので、とっても勉強になるのです。

例えば、ぼくが前職の大手会計事務所を参照していることとして、業務時間の記録、書類のデータベースによる保存(紙のまま置かない)、直行直帰すること、根回しの大切さ、職場内旧姓利用、紙の両面コピー、等々。結構、自分の考え方のベースとなっていることには前職での経験が多々あります。

とはいえ、注意したいことが一つ。それは、いきなり、そのまま大企業のやり方を取り入れようとしないこと。入ったばかりの時は、そういう目でみるので、粗が結構目につきます。ですが、そこには時間の流れにより培われたものがあるので、まずはそれを受けとめる、ということが大切です。それを受け止めながら、でも、やっぱり取り入れたほうがいい、ということであれば、できる限り反発が低くなるように導入を働きかけるということです。

こういうことって、勤めている時は当たり前のように感じているのですが、結構、そうとは限らないもの。その他、大企業でしてきたことが、活かせることも多いので、腐らずに取り組んでみるのもいいでしょう。まあ、判断の物差しが一つ増える、ということもあり、結構役に立つのかとも。

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