吉岡先生から学ぶ人生論~映画「幕が上がる」より

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先日に引き続き、映画「幕が上がる」より。この映画は、ももいろクローバーZにどうしても注目が集まってしまいますが、それとは別のところをとりあげてみます。かなり、ネタ晴らしをしますので、映画をご覧になる予定の方は見てからこのポストを読まれていただければと。

吉岡先生が演劇部の顧問をやめてしまうこと

地区大会で3位内におさまり、県大会にでることが決まったとき、いままで演劇部の顧問をしていた吉岡先生が突如やめてしまいます。理由は、「私も役者になりたかった。」ということで、とある劇団のオーディションを受けて合格したことによります。映画での話の流れは、今まで支えてくれた顧問の先生がいなくなり、打ちひしがれた主人公たちがどう立ち直っていくか、ということになります。ただ、ここでは、吉岡先生に焦点を当ててみます。

人との出会いが人生を変える

当初、吉岡先生は演劇部の顧問をやることに乗り気ではありませんでした。そこを、演劇部の部長が強引に説得し、顧問になってもらいます。最初は、「見るだけだから。」といいつつも、演劇部の努力に魅せられじょじょにのめり込み最後は自分自身も役者という方向に舵をきるようになります。

ここで読み取れるのは、往々にして人生では人との出会いが人生を変えることがありうること。つまり、このケースだと吉岡先生は演劇部に出会わなければ役者はめざさず、粛々と美術の先生をしていたことでしょう。ところが演劇部に出会ったことにより人生の大転換が起こってしまいます。これが、まさに人との出会いの妙味である、といえます。

自分がやりたいことをするためには、人の目を気にしてはならない

吉岡先生は演劇部に対して「行こうよ、全国大会に!」といって、生徒たちをあおりまくります。それを受けて演劇部はしゃかりきにと頑張ります。ところが一転して、「私は役者をめざすので。」といって、あっさり演劇部の顧問やめてしまいます。今まで、先生を敬愛して頑張っていた演劇部は大きなショックを受けます。吉岡先生の親も安定していた教師の職を捨て、不安定な役者の道に進むことを反対します。傍からみても、若干、無責任な印象を受けてしまいます。

ここで、読み取れるのは、本当に自分がやりたいことがあればひとの目を気にしてはいけない、ということです。もし、ここで、演劇部や親の目を気にしていたら、役者をやることができません。もちろん、長い人生、役者をやったほうがいいのか、美術の先生をしつつ演劇部の顧問をすること、のどちらがいいかということはわかりません。ただ、その時の想いとして、「役者がやりたい。」のであれば、人に嫌われたとしても役者の道に進むべきなのでは、と考えます。

少しこの映画からは外れるのですが、人に嫌われることに気にしないということについて、取り上げている本があるので、少し紹介します。

支えてくれる人の大切さ

吉岡先生が美術部の先生及び演劇部の顧問をやめるときに同僚の溝口先生に相談をしております。ここは、想像でしかないのですが、おそらく溝口先生は吉岡先生の決断に対して肯定的な態度をとったのではないかと思います。でなければ、こっそりオーディションを受けていた、のも溝口先生が大きく反対したら成立してなかったでしょうし、また、溝口先生も「相談を受けていた。」といっていたものの、「止めた」とはいっていません。

このように、大きな決断をするときにはそれを支えてくれるひとがいるとすごく心強いのだろうな~、なんて思います。大きな決断、特に自分がやりたい方向へ大きく舵を切る場合、上述するように悪く思う人も出てくるでしょう。そういう中で、決断を優しく見守る人、そっと背を押す人がいると、すごくほっとするし、決断もしやすくなります。

まとめ

今回は、吉岡先生が演劇部の顧問をやめることと、そのことから学べる教訓をとりあげみました。この映画はももクロ以外のところにも着目するとより楽しめると思います。

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