受け入れることと、変えることの明確にして対応しよう

何かに問題を感じる、とか、行き詰まりを感じるとか、イライラを感じるとか、そういう時、それを変えるのか、それとも受け入れるのか、判断を迫られることがあります。それについて、考えてみます。

まずは、そのことを変えようとするのか、それとも受け入れていくのか、を判断する、ということが必要です。その判別ができてから、その事象や人との付き合い方が変わっていきます。

まず、よく言われるのは、自分は変えることは比較的容易だけど、他人を変えるのは難しい、ということです。特に、その人が権力を持っていたりした場合は、働きかける力がないので、その辺りが難しくなってしまいます。逆に自分の考えや行動を変えるのは、基本的には人を変えるよりは容易なので、まずは自分で何かできることがないかを考えます。

人に関していうと、人そのものは変えられないけど、自分の考えや行動は変えられます。例えば、その人との人間関係の濃淡を少しずつ修正したり、その人に対する考え方を変えるということはできるでしょう。考え方を変える、というのは、どちらかというと受け入れる方向性での対応となるとは思います。

あとは、過去は変えられないけど、解釈は変えられるというのもあります。過去はどうしようもないのですが、それに対して何を感じ、どう判断するかはこちら側にあります。なので、どうしても嫌な過去や失敗があったとしても、それを想い出や教訓に変えることはできると思います。

もちろん、変えることができるかどうか、は、ケースバイケースなので他人のことでもいえばいうことを聞いてくれることもあるでしょうし、逆に自分のことであってもそれを直すのは難しい、ということもあります。ですので、まずは、それを変えるかどうか、その容易度や必要性などを勘案して決めていくといいと思います。

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