二重拠点生活ことはじめ(6)~東京でも家を借りています

しばらくの間、二重拠点生活をすることとしました。この二重拠点のというのは、東京と松本に両方拠点を持つ、ということを意味しています。松本の拠点は当然に実家ですが、今回は東京側の拠点について書いてみます。

東京から松本に移る際、今まで住んでいたアパートを解約せず、そのままにしておきました。もちろん、貴重品、衣類、書籍など必要なものは松本に持っていったり、登録上の住所は松本に変更したりはしています。ただ、ベッド、調理器具、こたつ、机などの身の回り品は残してあります。

その理由として、まずは様子見。つまり、今の状況だと、東京に仕事で来ることがちょいちょいあります。当初はどの程度上京するか、見えないところもあったので、様子見ということを含めて、アパートは残したままにしておきました。それと、東京のアパートを気に入っていたこと。谷中という場所の割には、家賃が安く部屋のつくりも気に入っていたので、そのまま残しました。谷中の街は第2の故郷なので、もう少しここにかかわっていたい、ということもあります。

メリットは、思い立ったときいつでも東京に来れるということ。特に、都度都度ホテルの予約をするのは面倒です。また、ホテルだと、その都度費用が発生するので、心理的に東京に来づらくなる、ということもあるでしょう。さらには、来たときに落ち着くのです。そう、ホテルとかだと、どうしても、よそに来ている感がでてしまいます。でも、ここはかつて住んでいたところなので、やっぱり、来るとホッとする、そんなところがあります。もちろん、アパートの周辺も一通りの状況を分かっているので、過ごしやすい面があります。

デメリットは、お金がかかるんです。家賃は普通に1か月分発生します。それと、電気、水道、ガスは基本料金が発生します。この金額は結構大きいです。多分、東京に来る都度、ホテル住まいのほうが費用はかからないのでは、と思います。

実は、アパートを残した理由としては、二つの住居を持つ、ということはあまりない、と思います。費用の問題もあるので、そんなに長くなく、遅くとも更新手続の前には完全に引き払う予定です。そういう限定された期間の中なので、少しお金はかかっても、こういう体験ができれば、ということで実施しました。まだ、開始して1月もたっていませんが、もう少し時間がたったら今一度今回の状況を振り返ってみる予定です。

二重生活/松本