徒然草のようなブログを書いていきたい

ふと思いついたのですが、自分のブログ、徒然草みたいなところがあるのかな~なんて思っています。自分のブログを燦然たる古典に例えると怒られてしまいそうですが。

徒然草とは

徒然草、日本人であれば誰でも知っている、古典です。筆者は吉田兼好。ネット情報によると、吉田兼好は南北朝時代の歌人、随筆家、遁世人とあります。中学校、もしくは、高校の古典の授業でとりあげるので、大体の人は一度は読んだことがあるはずです。古典ではその他、平家物語、枕草子、方丈記等々ありますが、自分は徒然草が好きだった記憶があります。

徒然草の特徴

徒然草の特徴として、まずは小説ではなく随筆、つまり読み切りで日常の生活を書いております。ただ、単に日常の生活を書いているのではなく、その中に人生に対する教訓を書いています。

例えば、高名の木登り。これは、木登りの名人が弟子に木登りの指示をしています。弟子が難所にいる時にはなにもいいません。弟子が下に降りてきていよいよ木登りが終わりそう、というときに名人は弟子に気を付けるよう注意します。後から、人から尋ねられると、「高い所は緊張しているから大丈夫。むしろ、降りてきた時のほうが緊張がほどけているので失敗しやすい。」とのこと。転じて、物事が終わりが近づき、楽になってきたときが一番失敗しやすい、という教訓です。

おそらく、吉田兼好が徒然草を書いている時は一般の読んでもらおうとしたものではなく、ただ、自分の心に浮かぶことを書き留めていた、つまり書きたいことを書いていた、、だと思います。しかし、今に至っては、日本史上で最も有名な古典の一つとされています。

自分のブログはどう書いているか

このブログ、「国境を超える会計人のブログ」と書いている割に会計のことは書いておりません。どちらかというと、日々の体験、思考、行動を気ままに綴っています。ただ、できる限り、教訓めいたことは書くようにしています。

それと、それほど読者を意識していません。むしろ、自分が書きたいと思ったことを書いている面があります。もちろん、自分のブログが読んでもらえると嬉しいのですが(ページパービューが伸びるとつい喜んでしまいます)、そのためになにか特別な努力をしているわけではなく、ただ、書きたいことを書いているそんな感じです。

まとめ

徒然草と国境を超える会計人のブログ、教訓めいているところと、人に読んでもらうことを強く志向していない、というところが共通です。そうなると、このブログも千年後には読んでもらえるかも。

冗談はさておき、もちろん、人に読んでもらうブログを書く、ということはとても意義のあることです。そのために、対象読者の想定、切り口の設定、価値提供を意識することもとっても大切なことです。ただ、人に読んでもらうことを意識すると、どうしても時間がかかったり、書く内容が制約されたりすることもあります。そのため、こうやって、自分のために書いていて、読みたい人だけ読んでもらえる、そんなブログもあってもいいのでは、と考えております。

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