間に立つことになった場合の方法論

人と人の間にたつ、ということは時として大変なことです。ただ、そういうことになってしまった場合もありますよね。そこで、それを避けるためにどうすればいいか、考えてみました。

一つは、片方の立場の人を信じすぎない、ということです。どうしても、片方の方からだと、そちら側の見方になってしまいます。そこを信じすぎて、それを持って相手とコミュニケーションをすると、見落としてしまうものあり、相手側から思わぬ反発を喰らうこともあります。

なので、片方から話を聞いた時には、そのことは心の留めつつ、それが強く出過ぎないように相手側とのコミュニケーションを測っていく、ということが大切です。できる限り、中立にたつようにしたいところ。もちろん、完全な中立というのは難しいのですが。あとは、行ったり来たりしながら、徐々に収束を図る、ということもあります。

双方の話をよく聞くということも大切です。よく聞くことで相手側の意見、優先順位、考え、価値観、背景などがわかってきます。その辺りをきちんと引き出してあげると、折り合いをつけるポイントが見えてくることがあります。それが見えると、解決はぐんと早まります。相手も話したいとか、理解されたいという気持ちもあるので、聞くことによりその欲求が充足され、相手の態度が軟化するということもあります。

さらに、相手にわかる言葉を使うことです。専門用語とか、時として相手にはわからない、ということがあります。例えば、片方が営業職で、片方が会計職だと、なかなか、使う言語や知識が異なり、うまくコミュニケーションができない、ということがあります。そこで、相手が理解できる言葉を使って話してあげます。これは、言葉では伝えにくい、相手の立場や考え、というものもうまく伝えられるとよりいいですね。

最後は、解決策を考える。お互いの意見を聞き、自分でも調べたり考えたりしながら、お互いが納得できるポイントを提示します。これができると間に立って諍いを調整することができるようになります。が、解決策の提示は、結構、知識や能力が求められるので難易度が高くなりがちです。

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