他の士業と共同するにあたって必要なものとは

公認会計士、税理士は会計、税務に対する専門家でありますが、他の分野は必ずしもそうでない場合があります。お客さんに法律や労務問題が起こった場合は、別の士業と協同してことをなす必要があります。その時、必要なことを少し考えてみます。

まず、大切なことは、ある程度信頼できて、自分と合う人を探すことでしょう。そういう人が一人でもいれば、なにかあった時に相談したり、もしくは、お客さんを紹介したりできます。特に紹介する場合は、お客さんと士業の方同士がうまくいかないと、火の粉がこちらまで飛んでくる可能性があります。

そのためにも、ある程度、そういう士業の人たちと知り合う場、というものを持つ必要があるでしょう。出会いを重ねながら、時には自分の知り合いに紹介を頼みつつ、ネットワークを形成していく、ということが望まれます。

あとは、相手の専門性をきちんと重んじること。士業はプライドが高い人が多く、そこを刺激するようなことをいうと結局うまくいきません。特に、相手の専門領域に対して口を出すようなことをすると、相手の感情を害してしまう可能性が高いです。どうしても、言わないといけないときもありますが、そういう時は少し言葉を考えて使う必要があるでしょう。

士業同士がうまく連携できると色々とできる幅が広がります。そのためにも、ネットワークを広げたり、時には相手を立てたりすることもあるでしょう。そこをうまくやれると可能性は広がっていきます。

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