できあがっていないほうが愛されやすい

物事完璧にこなさないと人には嫌われてしまう、と思っている人も多いのではないでしょうか。ところがそうとは限らないところが人間社会の面白いところです。

隙があったほうがとっつきやすい

ちょっとした突っ込みどころがある人のほうが、そうでない人と比べてかまってもらいやすいというところがあります。つまり、突っ込んでそれを返したりすることにより、自然とコミュニケーションが生まれ、そこから親しみが増えていきます。例えば、エクセルは得意だが暗算は5までしかできない、ということのほうがエクセルもそろばんも暗算もできるというより、人から慕われています。結局、意外と、なんでもそつなくこなす人より、そうでない人のほうが人によくしてもらえたりします。

意外性があると見直す

よく、不良の人が猫にミルクをあげたりすると、「この人も実はいい人だったのね。」といわれることがあります。別に、学級委員があげてもそれほどは感心されず、当たり前のことのように言われます。よくよく考えると、猫にミルクをあげる不良より猫にミルクをあげる学級委員のほうが立派なはずですが、世の中ではこういう見方をされることが往々にしてあります。

これは、意外性が人の感心を引く、ということです。つまり、「不良は猫にミルクなんてあげないだろう。」という思い込みがあって、それをいい意味でやぶっているので、ぐっと人の目を引き付けるようになっております。

頑張っていると魅かれる

勉強でも水泳でも頑張っていると周りの人の感心を得ることがあります。例えば、マラソンを走ったことがない人が、頑張って走ることができるようになるほうが、ランナーがさくさくと走っていい記録を残すより人の関心を引きます。これも、頑張っている人の姿、それにより結果を残せるとさらに、人にいい印象を与えるような作用を与えます。

まとめ

自分をよく見せようとして完璧を求める人がいるのですが、実は、そうではないようです。少し、自分が抜けているところ、意外なところ、頑張っているところ、弱っているところを見せた方が人には好かれます。ただ、やりすぎるとあざとく見えるので自然に見せた方がいいでしょう。

 

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