行き詰った、と思ったら少し時間を空けてから試してみよう

なにがしかの作業をしていると、「行き詰ったなぁ、、」という、タイミングが訪れることがあります。そんなときどうするか、考えみました。

これは、とあるクライアントでの昼下がり。台帳と会計数値の照合をしているのですが、数字がちっともあいません….。お客さんが作った調整表も拝見して、どうも、その調整内容に誤りがありそうな気がして、電卓をたたいたり色々と考えたりしているのですが、どこに原因ががあるかわからず、、、。

その時は、まだ、月次決算で金額も小さかったので、その場はあきらめて次の機会に回すことに。まあ、年度決算も先だ、、ということもあるので。

そして、しばらくすると、年度決算のタイミングがやってきました。そして、合わない数値と台帳を見比べると、「あれ、このあたりに原因があるのでは???」となんとなく、閃くものがありました。で、少し考えてみて、電卓をたたいてみると、、、合わなかった原因が特定できました!それで修正仕訳を入れて一安心。

ここで思ったのが、1回行き詰ったら少し放置してみる、というのも一つの手です。どうやら、放置しておくことにより、脳は無意識にそのことについて考えているようです。そして、もう1回手を戻すと「パッ」と閃いて進むことがあるようです。なので、行き詰ったらいったん手放す、ということは悪いことではないということです。

この作用を活かすためにはいくつかのコツがあります。まずは、ギリギリにやらない。上記の例でも、「まだ月次決算で時間はある」という状態だから手放せました。これが、決算が迫っていて直ちに直さないといけない、、という状態だったら合わせられなかったでしょう。

もう一つは、時には資料等の作成にあたっては、じっくりと時間をかけながら進めるのがいいでしょう。休み休みやると、休んでいる間に着想がわいたり、手を戻した時に新しい発想がでたりもします。

ということで、行き詰ったら、というか、行き詰っていなくても、少し手放してみる、ということは有用です。もし、行き詰ったら一回この方法を試してみてくださいな。

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