パッタイ タイで食べるのと、日本で食べるのと、、、

パッタイ、ご存じな人はご存じですが、タイにある焼きそばの一種です。私は、とても好きでタイにでかけるとだいたい1回は食べます。日本のタイ料理屋さんにも置いてありますが、あまり食べたことがありません。そこには微妙な違いがあるので、そこをまとめてみます。

2016/ 3/10 20:55

 

パッタイ、タイ風焼きそばですが、特徴的な味がしています。それは、なんと、甘酸っぱい、、のですね。それも、さわやかな甘酸っぱさではなくて、甘味が強い甘酸っぱさ。。初めて、タイ料理屋さんでパッタイを食べた時、正直、「なんだ、この味は、、、。」と思いました。その時の自分の味覚では、美味しい、という感覚は持てませんでした。

ところが、パッタイを何回か食べてみると、結構、これが癖になるのですね~。アメリカ留学時代とかは、この甘酸っぱさに魅かれてちょくちょくタイ料理屋さんでパッタイを食べておりました。また、タイに仕事で出張するときもだいたい1~2回はパッタイを食べています。

さて、日本。日本にもタイ料理屋さんはいっぱいあります。で、当然にパッタイを出しています。そこで、食べてみると、、、なんだか普通、、。あの独特の甘酸っぱさがなく、よくありがちな、東南アジア風焼きそばとしてまとまっちゃっていました。日本で、何件か食べ歩いても、どこもそうだったので、そんなもんかな~、、と思いました。というわけで、日本ではパッタイをそれほど食べてはおりませぬ。

やっぱり、日本で出てくる料理は、中華であれ、インドであれ、タイであれ、日本人の口に合うよう調整されているようです。寂しいといえば、寂しいのですが、やっぱり、日本で商売をしていくには仕方のないことなのでしょう。きっと。というわけで、時には海外でこれがおいしい、という料理を日本では食べれない、ということはあります。そういう時は、頑張って現地人向けの食事を出しているところに行くか、もしくは、現地へ行くか、というところでしょうか。

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