嫌なこと、辛いことをブログで書く理由

先日、嫌なこと、辛いことは書くとある程度解消する、という記事をポストしました(http://www.crossborder-accountant.com/how-to-deal-unfavorite-matter)。

振り返ってみると、嫌なこと、辛いことをブログで書いていることがあったりもします。そのことのメリットを少し考えてみます。

書くことによって解消する

そのことを書くことによって、心がすっとします。これは、前回のブログでも触れたように、書くことによって事象を客観的に見ることができるようになります。また、引っかかっていることを文章に落とすことにより、心が軽くなることがあります。

嫌なこと、辛いことを前向きに考えるようなれる

そんなことをブログで書く必要があるのか、というの次の論点となります。つまり、書くことによって解消する、ということであれば、日記で書けばいい話で、わざわざブログに書く必要はありません。また、ブログだと事実をそのまま書くのが憚られる場合もあるので、内容をぼかしたり、場合によっては抽象的な内容しか書かない場合があります。

その大きな理由として、ブログで嫌なこと、辛いことを取り上げる、ことにより、嫌なこと、辛いことを前向きにとらえることができます。つまり、日記だと嫌なことがありました、辛いな~で終わってしまいがちです(それはそれで大切ですが)。ブログでは、人が読むことが前提となっているので、前向きなこと、教訓めいたことを書くような圧力が働きます。そうすると、辛いこと、嫌なことをそれだけでは終わらせず、そこからなにかをつかめるような思考を比較的すんなりできることになります。

ここで、いいなぁと想っていた人と何回か食事をしていて和やかな感じになっていた時に、その方が話の中で「最近、私にも恋人ができました。」と突如言い出した、という事例を考えてみましょう。多分、日記とかメモとかにすると「何回も一緒に食事しているのに僕の気持ちに気付かないなんて、、、」とネガティブな方向で終わりがちです。これを、ブログにするとすれば、例えば、「伝わっていると思っても、きちんと伝えないと相手に伝わらない。コミュニケーションを取る際は気を付けましょう。」とか、「もっと早めに自分の想いを伝えるべきであった。なにごともスピードが大切ですね。」とかなんらかの反省、教訓で終われるようになります。そうなることにより、単なる辛いことを将来に役に立つような教訓に変換できます。

もちろん、日記で教訓まで持っていくことも可能ではありますが、個人的にはブログのほうが教訓までもっていきやすい面があります。

教訓が形として残る

さらに、ブログとして残しておくことにより、上記の作業で得た教訓を形として残すことができます。日記だと字が汚かったり、端折って書くと書いたときは状況はわかっていても、将来読み返した時にわからなかったりすることもありえます。ですが、ブログにすると、人にわかるように書くため、将来、自分が読んだ場合、より、その経験から得られた教訓を想い出しやすくなります。

まとめ

このように嫌なこと、辛いことがあった場合、ブログに書くことにより、その経験を辛いという感情を将来の教訓へ昇華させることができます。ただ、プライベートなことは書き過ぎないように気を付けましょう。

 

 

 

 

 

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