建設的な議論のためには理由や背景が必要

人と人との間のことですから、時として意見が対立してしまうこと、ありますよね。そういう場合に、やっぱり、きちんと理由や背景も合わせて説明することが必要です。

理由や背景がわかれば、それだけで納得してしまう、ということもあるから。例えば、コロナワクチンを受けよう、という人と、受けないという人で意見が対立しているとします。その際、ワクチンを受けないのは、アレルギーとかあって、受けると体調が極端に悪化する、ということがわかれば、ワクチンを受ける派であっても「まあ、仕方がないかな、、」と思えるはずです。

もう一つは、理由や背景がわかった方が、折り合いが付けやすい。ワクチンを受けられない理由が、「仕事が忙しくて受けられない」ということであれば、「じゃあ、仕事が落ち着いた時に受ければいいじゃん」というように、落とし所が見つけやすい。

ということです。もし、理由や背景がわからないと、なんで、その人はそうしてしまうのか、ということでストレスが溜まってしまうでしょう。あとは、オールオアナッシングでどちらかが押し切ったり、我慢したり、ということになりがちで、建設的な議論や解決策まで出せない、ということもありますよね。

もちろん、結論ありきで後から理由をつける、ということになると、ああ言えばこう言う、という、不毛な議論になりがちです。

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