たまには少女的なものにふれてみるのも(2) ~「幕が上がる」を見まして

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先日、「幕が上がる」という映画を見てきました。結構、面白かったので、感想をば。あまり、ネタばらしはしないようにしていますが、見る予定のある方は映画を見てから読んでもらえればと思います。

客層

こちら、日曜日の夕方に映画館でみてきました。実は、来る前に、「女の子ばかりで浮いていたらどうしよう、、」と恐れおののきながら、映画館にいきました。そうすると、意外にも男性のほうが多かったようです。自分よりも年上の男性と見受けられる方もいらっしゃいました。

概要

高校の弱小演劇部が一念発起して全国大会を目指す、という非常にわかりやすいテーマとなっております。主演は「ももくろクローバーZ」という音楽グループ、実は私はあまり知らなかったのですが、結構、人気のあるグループらしいですね。また、原作は平田オリザさんという方が書いています(まだ読んではいないのですが。)

見どころ

やっぱり、一番の見どころは主人公たちのひたむきさ、ではないでしょうか。特に、部長であるさおりのひたむきさ、最初に部長になってからなかなかうまくいかず、だけど、学生演劇の女王と呼ばれた吉岡先生を引き込み、転校生の中西さんを引き込み、台本を苦労して書きあげ、行き詰った後輩を助け、、そしてどんどん話を先にすすめていく、ということは心惹かれます。また、部長を中心に徐々にまとまっていくチーム。大人になると、こうやって部活にpureに打ち込むということは少なくなるので、そういった意味でも新鮮ですよね。

あとは、キャラが明確であること。部長のさおりのほか、お嬢様で少しプライドの高いユッコ、ムードメーカーのがるる、最初は溶け込めない転校生中西、行き詰りつつもけなげに頑張る明美、が中心となっています。また、最初はやるきではないものの徐々にテンションがあがる吉岡先生、無視をされつつもいざというときの溝口先生、あとは地味でいい味を出している国語の先生もすきですね。

よくありがちな、恋愛シーンがここではない、というのもいいところだと思います。恋愛があると話が面白くなる場合もありますが、この映画だとなくてよかったかなと(もしかしたら原作にはあるかもしれませんが)。

実は、「少女的」ではない

少し持ち上げて書いたので若干批判的なコメントも。実は、この映画、最初は少女向けだとおもっていたのですが、よくよく考えてみると、割と男性向けな映画になっていると思います。実際、客層も男性が多かったですね。

まずは、主演。ももいろクローバーZという人気グループがけなげに頑張っているところをみせる、というのが売りになっていると思います。つまり、ももクロファンがメインターゲットの一つになっているわけです。そうすると、映画上恋愛がない、というのも、憧れのももクロが他の人を好きになってほしくない、というファン心理にそっているのでは、という邪推も可能でしょう。自分自身はももクロのことはよく知らなかったのですが、知っていればもっと感情移入できたかもしれません。

あと、筋書として、高校生が部活で全国を目指す、というのは、男女問わず、むしろ男性が好むテーマですよね。「演劇部」と「野球部」や「サッカー部」に変えるとわりとよくある少年マンガの筋書になろうかと思います。

その他気付いたこととして

おまけとして映画の筋とは若干離れて個人的に気づいたことを。やっぱり、映画とかライブとかは人と見にいった方がいいですね。別に一人でも見にいけるのですが、一人だと見に行った後の感動や感想を分かち合えない、のが辛いです。見にいったあと、不完全燃焼感におそわれます。

それと、自分自身は演劇が好きだったのかと。まあ、年に一度開催される「水族館劇場」にも4~5回足を運ぶというのもその表れと。なかなか、演劇に触れる機会がなく、あまり見ないのですが、たまには見にいくようにしてもいいのかなと思いました。

まとめ

なんだかんだいって、この映画は結構おもしろかったので、時間がある方は見にいってみるといいでしょう。忘れていたあの時の気持ちを思い出せますよ。

 

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