個人旅行の際のリスク管理

団体旅行、アレンジツアーの場合、旅行代理店の方があらかたリスク管理をしてくれます。しかし、個人の場合は自分自身で自分の身を守らないといけません。具体的にはどうしたらいいかというと、、、。

情報収集

まずは、情報収集。訪問予定国の状況や、一般的な旅行におけるリスク管理方法などの情報を集めます。私だと、大体、以下のようなソースを見ていました。

http://www.anzen.mofa.go.jp/

地球の歩き方(ここでは例として東アフリカをとりあげています)。

バックパッカーズ読本

外務省のホームページは結構厳しい書き方をしており、どうとらえるかと人それぞれだと思います。ただ、少なくとも一読はしておくべきでしょう。また、地球の歩き方にも治安情報が記載されています。記載のレベル感は、治安が悪い、とされている地域ほど、手厚く書かれているので参考になります。また、バックパッカーズ読本は一般的な安全管理について書いてあります。

空港、ターミナル駅、バスから宿まで

実をいうと意外と精神的にこえるのが、宿までの道のりです。そのため、どうやって宿までたどり着くかは事前に計画をしておいたほうがいいです。タクシーが安全な国であれば、宿まではタクシーに乗ってしまう、もしくは、事前に送迎等をアレンジしておく、などの処置をするのもおすすめです。

食べ物には気をつける

国によっては衛生状況がよくないところもあります。そういうところでは、生もの、生水、屋台での料理には気を付けましょう。特に水は面倒でもミネラルウォーターを飲むことを勧めます。あと、国によっては睡眠薬を盛られることもあったりするので、見知らぬ人からの飲み物は遠慮したほうが無難です。

ドミトリーより個室へ

ドミトリーは集団で寝泊まりするので貴重品の管理は結構厄介です。寝る時も身に着けて寝たり、シャワーの時も持っていたりしなくてはなりません。個室であれば、絶対安全、というわけではないものの、ドミトリーよりは貴重品の管理は楽です。

貴重品袋の活用

長期の旅行のさいは首からぶらさげるタイプのものと、腹に巻くタイプのものを併用しておりました。首の場合はパスポート、クレジットカード、トラベラーズチェック等ある程度出し入れが予想されるものを入れて、腹巻には航空券、当面使わないであろう金銭、などを入れておりました。

スーツケースを持っている際には、手持ちせず、スーツケースに入れて鍵をしておいたこともあります。状況によっては、手持ちするより、宿においておいたほうがいいこともあるので、これも地域の状況等を勘案する必要があります。

出歩く時間、場所を考慮する

時間、場所は選びました。夜、一人で、薄暗い場所を歩くのは、相当リスクが高いです。本当に夜、一人で出歩かないといけない時には歩かず、走り抜けたりしたこともあります。夜を避ける、一人を避ける、なるべく大通りを歩く、といったことを気を付けていました。犯罪行為につながりそうな行動も控えるほうが無難でしょう。

そうはいっても

駆け足ですが、旅のリスク管理について知っていることを書いてきました。ただ、リスク管理は難しく、あまりがちがちにやりすぎても旅はつまらなくなってしまいます。経験が上がれば、ある程度リスク管理能力がついてくるので、それまでは安全策をとり経験を積む、ということが大切かと思います。経験を積むことにより、旅を楽しみながら、うまくリスクを回避することができるでしょう。

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【編集後記】

昨日は3連休最終日。旅先から帰り、英気を養っておりました。今日から仕事です。がんばるぞー。

 

 

 

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