仕事関係は、最初は仲良く、そのうち敵対して、また仲良くなる (前編)~メカニズム

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人と一緒に仕事をする、どんな職業であっても、免れえないことでしょう。一緒に働いていると、どこかのタイミングで人間関係が悪化してしまうことがあります。それには相性以外にも、意外なメカニズムが影響しております。そのメカニズムと対策について考えてみました。

人間関係発展のプロセス

仕事における人間関係、特に上司部下の関係においては、探り合い→敵対→和解→深化というプロセスで進んでいくことが割とよく見受けられたりします。

探り合い

最初の段階としては、まず、探り合い、ということがあります。お互い、慣れていないので少し距離を置いた人間関係となります。

あまり、お互い自分の意図や考えをおさえるので、そんなに強く敵対するようなことはありません。とはいえ、信頼関係に結ばれている、というわけでもなく、割と言いたいことをおさえている、ということもあります。お互いが遠慮して状況を探り合っている、そんな状況です。

敵対

その次に敵対です。つまり、それぞれが慣れてくると徐々に相手の考え方、やり方に齟齬があることが明らかになります。

指示を出す側は慣れるにつれて徐々に、自分の考えや方法を出すようになってきます。そうなると、受ける側として気に入らない、自分に合わない、ということがでてきて、時として強く上の人に言いかえすこともあります。そうすると出す側も面白くなく、相手のことを面白くなくなります。つまり、お互いが遠慮なくなってきて、緊張感が生じるような状況となります。

この時に、人間関係が悪化し、ついには切れてしまうこともありえます。この場合、片方の当事者だけが一方的に気に入らなくなる、ということもありえます。

友人関係、知人関係では踏み込む必要があまりないので、この段かいまでいたらないことが多いです。一方、仕事関係は踏み込んだ関係になりますので、敵対する、ということも往々にして多くなります。案外、恋愛関係、婚姻関係も同じようなメカニズムを経ることがあるかもしれません。また、地位や距離が離れているより近いほうがこういったことが起こりやすい、と感じます。

和解と深化

そうこうしていると今度は徐々に中が良くなってきます。これは、敵対する時期にお互いの考え、やり方を理解できるようになること。それに応じて自分側の考えややり方を相手に寄せることができること、などが要因としてあります。そうして、徐々にお互いのことを理解するようになれば、敵対がほどけてきます。

そして、和解して仕事を積み重ねていくと徐々に仲が深化していきます。これは、時を経るほどにお互いに対する理解が高まり、それに伴い、信頼関係が増すということを要因としています。この段階まで至ると、相当程度の信頼感が発生しそう簡単には仲は壊れなくなります。

まとめ

人間関係、最初はお互いを探り合い、徐々に自分のことがでてきます。そうすると、いったんは敵対関係がでてくることがあります。そこを乗り越えるとかなり人間関係が近くなります。

なお、こちらは、以下の書籍にて「タックマンモデル」ということを参考にしました。これは、プロジェクトチームについての検討ですが、もっと、小さな人間単位の関係にもあてはまるのではないかな~、と考えております。

 

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