別離は痛く辛いが、乗り越えないと先に進めない

人と別れる、ということは辛いものです。それでも、自分で決断したことであれば、仕方ないとも思えるのですが、自分の意思とは別に離れてられてしまう、ということはより一層辛いです。今回はそんなことをば。

例えば、長年付き合っていたお客さんが離れてしまう、恋人として付き合っていた人が離れてしまう、友達が引っ越してしまう、仲の良かった同僚が職場を辞めてしまう、ということはとても辛いことですし、時として、感情的に受け入れられないことは多いでしょう。

ですが、別離があれば出会いがあります。人の持っている時間は有限であり、付き合える人の数や密度には限界があります。別離があればこそ、そこに空いた時間や認知に、新しい人間関係を組み込むことができます。

もちろん、それまでの、友人、恋人、取引先、同僚が自分にとってベストかもしれません。とはいえ、去る者は日々にうとしく、自分から離れていった人というのは結局、自分のことを大切に思ってくれなかった人でもあるので、あまり執着しなくてもいいかな、、と思います。むしろ、新しい人間関係を積極的に作りにいく、契機なのでは。

もちろん、自分から人が離れたことについて、自分に原因がある、ということもあります。ですので、なぜその人が離れたのか、今後、こういうことを起こさないために、どうしたらいいのか、ということを真摯に振り返ることも必要です。そうすることにより、人の気持ちがわかったり、ひいてはコミュニケーション能力の向上を図ることができ、新たな人間関係を構築するということもできるでしょうから。

別離ということは非常に辛いものです。それも、相手から切り出されると何より辛いです。ですが、それを乗り越え成長することにより、より、実りのある人間関係を得ることができるのかなと。

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