上海今昔旅行記⑤~紹興1日游ハイライト 八字橋

上海旅行に出ている間、日帰りで紹興にいってきました。今回では、紹興小旅行の中でも一番心に残った、風景について綴ってみます。

それは、八字橋及びその奥にある老街のこと。八字橋は一般的な紹興観光でよく行くであろう、魯迅故里から徒歩で10分くらい。中興中路を北上し、東側にある「八字橋直街」を右に行くと八字橋があります。

まあ、場所はそんなに込み入った場所ではないので、地球の歩き方(上海編)に書いてある地図を見ながら歩けば、まあ、たどり着けるはずです。

八字橋というのは、文字どおり橋です。昔からあるであろう、歴史が残る感じの石橋です。写真でみるとこんな感じ。

なにが自分の心に響いたかというと、水路とそのわきにある趣のある古い町並み。時間が止まったような景色に思わず目を奪われてしまいました….。

この街並みは、観光用に作られた街並ではなく、実際に人々が暮らしているという、生活のリアリティーもあるのもいいですよね。観光用の街はどうしても、作られた感が出てしまい、ちと、興ざめる面があるのです。車も通らず人どおりもあまりない、という静寂さも心を打ちます。

これは、文章で書くより、写真を見ていただいた方がわかるとおもうので、まずは、写真から。これは八字橋の上から撮った写真です。

写真をもう一枚。こちらは、八字橋とは別の橋の上から撮った写真。この写真も同じような趣があります。

観光客的にはこういう風景はいいのですが、実際、住んでいる人から見ると不便な面も多々あるとは思います。また、紹興の街も最近、高速鉄道の駅(紹興北)ができたこともあり、発展すると思われます。そうすると、もしかしたら、上海の街のようにこういった風景は徐々に減るかもしれませんし、ツーリスティックに変容することもあるかもしれません。

つまり、時の流れににより、この風景は消えるかもしれず、そう考えると旅人してこの風景に出会えたのは幸せなことなのかな、、と考えております。

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