枠にはめることの意義

生活や仕事をするときに色々と制約というか、枠があると思います。一般的には、枠がない方がいいとされていますが、枠がある、ということにも実は意味があるのです。今回はそんなことをば。

例えば、今の職場だと健康診断の時期が総務から決められてその日に受けますが、前職だと健康診断の時期は自分で決めることができました。どっちがいいと思いますか?

パッとこれだけ見ると、自分の都合で自分で決める方がいい、と思いますよね。確かにそうですが、そこに不具合もあるのです。そこで何が起こったか、、結構、ギリギリまで引っ張る人、が出てきます。例えば、各事業年度一回は受ける義務があるのですが、3月30日とか、3月31日とかに受けている人が出てきます。時として、その年度は受けられず、終わってしまった、、とか。逆に、今の方が決めてもらえるので、受けない、ということは少ないと思います。

健康診断ひとつをとっても、予約を総務で取られる、つまり枠にはめられることによりそのことがしやすくなる、ということです。逆に、自由意志だと、なかなか、できなかったりもします。なので、枠がある方が、意外と物事が進みやすい面があります。まあ、よくよく考えれば、会社にしろ、学校にしろ、枠のなかに社員や生徒を詰め込んで仕事なり勉強なりをさせる、社会システムですからね。

もう一つ、考えを進めると、自分自身で枠を作れる人は強いです。つまり、自分がこうしたらいいのでは、という目標やビジョンを設定し、それを達成できるように、アクションプランなり、習慣なりで枠が作り、そこに自分をはめ込めればとそこに近づきやすくなるのかな、というところでしょうか。

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