帳簿をまとめるのに一番簡単で効果的は方法とは

帳簿をまとめる、個人事業主にせよ、社長にせよ、必要なことです。が、なかなか、そこがおろそかになってしまう人、多いと思います。経理を会計事務所に任せても、最低限、現金出納帳の記帳や請求書領収書の整理保管は自分でやらないといけないですし。実は、これにはコツがあります。

それは、できる限り人に任せること。つまり、自分でやることを最小限のレベルにする、ということがいいかな、、と思います。現金出納帳の記帳とか請求書領収書の整理は人にお願いするということです。

なぜ、個人事業主や社長本人だと難しいのか。それは、個人事業主や社長にとって、現金出納帳をつけたり、領収書請求書の保管は雑用だから。本来的に、営業とか、商品開発とか、商品/役務の提供とか、従業員の管理とか、個人事業主や社長にはやりたいこと、やるべきことがいっぱいあります。そうすると、書類の整理的なことはどうしても後回しになってしまいます。

他方、人に頼むとどうなるのか。頼まれたほうは、「仕事」になるわけです。特に、報酬をもらってする場合には、責任が発生しますので、基本的にはきちんと期日どおりに対応するようになります。もちろん、世の中にはいい加減な人もいるので、例外はあるものの基本はそうです。

多分、ここで気になるのは、「人に頼むと金かかるんだよね~。」。です。ただ、ここで考えてほしいのは、事業を行う上で最も大切な資源は、個人事業主、もしくは、社長の時間だと。そのため、請求書や領収書の整理や現金出納帳の記帳を他の人に任せて、その時間を本業に投入すれば、じくっと成果は出てくるはずです。それに、記帳とかを気にしすぎると「整理しなきゃ、帳簿つけなきゃ、」が頭に回り、本業に集中できない、ということもあろうかと思います。

もちろん、丸投げはだめで、ある程度はちゃんとチェックする必要があります。現金出納帳であれば、現金残高と出納帳を合わせる、とか、請求書領収書の綴りをみて、きちんと整理されていることを確かめるとか。

もちろん、自分できちんとやりたい人も一定数いるでしょうし、人に任せることが負担になる人もいます。そういう人は自分できちんとやる、これもいいでしょう。この場合の分岐点は自分でやった方が快か不快かということになるかと思います。不快なことをぐりぐりやっても成果はあがらず辛いだけなので、その場合は人に任せることではないでしょうか。

未分類