寝るときに音をならす、その心は?

音を聞きながら寝る、案外こういう人多いのではないでしょうか?かくいう、私も最近寝る際に音声を聞きながら目を閉じている、ということがあります。その心と注意点を考えてみました。

音を流しながら寝付く、という人、結構多いんじゃないですか。例えば、テレビをつけながら、音楽を流しながら、講演等のCDを聞きながら、お笑いを聞きながら、、、。はたから見ると、「寝れないのではないか?」、「聞いてないんじゃないのか?」という風につい思います。が、案外そうではありません。

その心はというと、意識が半分くらい音に集中しているほうが寝つきやすい、ということでしょう。寝るときは、目をつぶ理、睡眠状態に入るまで、意識が残ることがあります。その時、なにもないと心が真空になって負の感情が入ってきやすい。心配になったり、腹が立ったり、気になったり。そういう、負の感情に心が満たされてしまうとなかなか寝付けなくなる。また、楽しいことが心に入り、なんとなく高揚した気分になり、それでも寝れない。でも、音を流すと心の中にその音が入り、負の感情や興奮が起こりにくくなります。そうすると、入眠がしやすくなる、そんなメカニズムがあるようです。

寝ながら音を聞くことは理にかなっているといえばかなっているのですが、注意点が。音を出していて心地いいのは、流している人だけです。周りの人は、「うるさい。」と思うことが多いようです。これは、周りの人は自分で選んだ音ではないので、雑音でしかない、ということになります。なので、音を流しながら寝たい人は周りの人に対する配慮を考える必要があるでしょう。例えば、イヤホンをしながら寝る、とか。慣れると案外これでも大丈夫だったりします。

というわけで、寝ながら音を聞く、ということには、心を音で満たす、という、メカニズムがあり、入眠が良くなる効果があるようです。とはいえ、周りの人にとっては必ずしもそうではないので、そこは気を遣う必要があるでしょう。

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