“However”はやめてくれ〜先に悪いことを言ってしまったほうが実は耳障りがいいという巻

いい話と悪い話がある場合、どちらから話していいか、悩む人多いと思います。一応、ぼくなりに仮説があるので、今回はそのことについて、ちょっとした思い出話とともに、綴ってみることにします。

以前、中国で一緒に案件を遂行していたマネージャーと話をしていた時のこと。そのマネージャーから案件の報告を受けているときのこと。最初のうちは、状況が順調に進んでいるような感じで話してきます。若干、難しい案件だった、ということもあり、その話をほっとしながら聞いていました。ところが、そのマネージャーが、どこかの時点で、”However” と話の向きを変えてきます。そこから先はネガティブな話でなんだかなー、という気分で話を終えることになります。そうそう、そのマネージャーとぼくは英語で話しているので、”However”となったわけですね。

この場合は、最初にいい話をされているのですが、途中で反転して悪い話になり、最後は悪い話で終わるわけです。そうなると聞いている方は後味が悪いのですね、、、。

でも、案外、こういう風に話をする人、多いのではないでしょうか?人間の心理として、反論を恐れるあまり、まずいいことから言い始めてしまいます。注射を打つ前に気を紛らわす、というあれですね。クッション言葉的なものを置いてからぐさっと刺したいと。ですが、それだと、後味が悪くて逆効果です。

では、どうすればいいのか。ある意味簡単です。それは、悪いことから始める。そうすると、確かに「ガツン」と言われるので最初はあまりいい気分はしないかもしれません。でも、後で持ち上げるので、話をした後の気分はよくなって、最終的にはいい気分となるのではないでしょうか。

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