会計士の強みは他社のことを知っている、ということ

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上場会社の経理ともなれば、経験もあり、会計や税務のことも結構知っていたりします。とはいえ、ぼくも、5~6年くらいの年次のときには、そういった人たちともわたりあってきました。なぜそれができるか、そこには、一つ、強みがあるからです。

専門的知識、確かに会計士は会計のプロフェッショナルなので、確かに専門的知識もあります。とはいえ、クライアントも勉強熱心な人も多く、結構、知識であれば、多くのことを知っていたりもします。

じゃあ、なにか、というと、会計士はたくさんの会社の事例を知っている、ということでしょう。

会社の経理の人、特に日本の場合は、勤務期間が割と長くなる傾向があるため、一つの会社にとどまることが多いです。多少、転職はしても2~3社ではないでしょうか。

他方、会計士であれば、1年目であっても10社以上監査に出向きます。おそらく、4年くらいたつと30社くらいは達しているんじゃないでしょうか。そして、あらゆる勘定科目に関する会計処理や内部統制を見ています。

とすれば、会計士において他社での事例は会社の経理の人には、なかなか、持ちにくい武器となります。とはいえ、そのまま伝えると守秘義務違反になりかねません。事例を抽象化し、それに基づきお客さんにアドバイスしたり、相談にのったりすると、お客さんにも喜んでもらえたりもします。

結局、多くの会社を見てそこでのやり方等を学べるのは会計士にとっては非常に大きな学びとなります。なので、経験豊富で勉強熱心な経理の人にも憶することなく、対処することができるでしょう。

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