試験1か月前における勉強方法

今年度の公認会計士の論文式試験が8月21日にあります。今日から起算するとあと1か月程度あります。そこにおける勉強方法についてまとめてみました。特にこれは、会計士のみならず、別の資格試験にも当てはまるように書きました。

新しい教材/問題から古い教材/問題にシフトする

1か月前の段階まで来たら新しいことに手をつけることより、むしろ、今まで勉強したことの復習に比重をおきましょう。今まで勉強してきたこと、覚えているつもりではありますが、意外と頭から抜け落ちているものです。そのため、いったん、古い教材、問題に戻りそこの振り返りを行うことが必要です。試験日が近づくにつれて古い教材/問題に比重を移していくといいでしょう。

以前解いた問題を繰り返し解く

具体的にどう古い教材/問題に取り組んでいくかということが次のテーマです。やっぱり、これは従前解いた問題を改めて解いてみるということがいいでしょう。できれば、模試みたいな形で一つの試験問題になっているようなものがいいと思います。できなかった問題については、テキスト等で復習し理解する、また、印をつけておいて、何回そこで間違えたか記録しておくといいでしょう。よく間違える箇所が自分が苦手なところであるため、そこについて重点的に復習をすることができます。

もし、全ての模試等を解きなおす時間がないという場合には、基本的な問題から手を付けていきましょう。試験において難問は解けなくても大丈夫だったりもするのですが、基本的な問題は受験生はみんなできてしまうのでそこを落とすと結構痛かったりします。

専門学校をペースメーカーに使う

後は、専門学校のカリキュラムに合わせて勉強する、ということもあります。つまり、自分が通っている専門学校で新しいことを説明している場合や模擬試験を行っている時にはそこを勉強します。おそらく、試験に近づくとそこにいたるまでに、授業が終わるはずです。授業が終わってしまった後には、新しいことは入れず、従前に勉強したことの振り返りに充てるといいでしょう。授業が終わってから、新しい講座を受けたり、新しい問題集に手を出したりすることは望ましくないと思います。

徐々に生活のリズムを整えていく

試験勉強期間中は、生活のリズムは乱れがちになります。ただ、試験日が近づくにつれて徐々に生活のリズムを整えていくことが大切です。例えば、朝は決まった時間におきる、朝ごはんをきちんと食べる、睡眠時間を確保する、あまり無理はしない、といったところでしょうか。試験日にある程度力を発揮できるように体調を整えていくということが必要です。いくら勉強しても、当日、体調が悪いと勉強の効果がおちてしまうので。

まとめ

試験1か月前となると焦るものです。しかし、今まできちんと勉強してきたのであれば大丈夫です。焦って色々なものに手を出すよりは今まで勉強してきたことをふりかえりましょう。それとともに、徐々に生活のリズムを整え、体調を整えることが大切です。

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