不安感が生じる背景とその対策につきまして

不安感、生きていくうえで不可避的に発生するものです。不安感があるからこそ、色々なことに備えられるので決して悪い感情と断じることはできません。とはいえ、不安感を持っていると正直しんどいので、原因と対策的なことを考えてみました。

まず、未来が逓増していく感が持てないこと。逆にいうと、「今がピーク」と思うと、未来は暗いものとなり、しんどくなってしまいます。今、日本は成熟期で成長する未来は見えにくく、メディアも暗い見通しばかり伝えます。

そういう場合は、自分なりの明るい未来、というものを描くことが望まれます。それに向かって歩いていく必要があるでしょう。

「~すべき。」という、べき思考にとらわれてしまうこと。「~べき。」に縛られると、その「~べき」から外れそうになると不安になります。

逆に「~べき。」をなくし、「~のほうが望ましいけど、できなければしょうがないじゃん。」と考えると楽になります。「~べき。」思考はまじめな人は陥り勝ちなので、注意することが必要です。

不安がぼんやりとした形になっている場合。ぼんやりとしていると、対策をとりようになく、意味なく不安、ということになってしまいます。

そこを、具体化明確化させれば、対策も浮かびやすく、不安感は薄くなるはずです。頭の中で考えるのではなく、書きながら考えるといいです。

あとは、自分の感情を押し殺す場合。自分の感じた感情を素直に感じず、自己規制をかけてしまうと、その感情は心の底に残ってしまいます。そうすると、思考がネガティブになりやすくなってしまう、ということもあるでしょう。

なので、自分の感じていることは感じていることとします。そのうえで、言葉にはしない、とか、行動には移さないのように、感情レベルでは規制をかけず、それよりは表層のところで待ったを書けるのが得策です。

最後に、時期の問題があります。休み明けや明け方はどうしても、暗い気分になりがちです。これは、休みモードから仕事モードの入れ替えがうまくいってないから、ということもあるのでしょう。

これは、やむをえない面もあるので、気にせず淡々と朝の営みをしていくしかありません。そうすると、徐々に仕事モードに切り替わっていくので、不安感は減少していくことでしょう。

いくつか、不安感を感じるような要因とその対策を考えてみました。こういったことに留意して機嫌よく生活をしていくのが望ましいですよね。

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