不安という感情の大切さと辛さと

不安、という感情、なかなか持ってしまうと辛いもので、できる限りうまく付き合っていきたいものです。付き合い方を考える前提として、不安という感情のもつ、大切さと辛さについて考えてみました。

実は、不安という感情は生きていく上でとっても大切なものなのです。つまり、不安という感情により、将来のリスクに備えている、ということが言えます。例えば、病気になることが不安なので、健康に気をつけたり、貯金をしたり、保険に入ったりしますよね。あとは、地震が不安だから防災対策をする、とか。リストラされる不安から仕事を頑張る、ということもあります。逆に不安という感情を持たないと、リスク管理ということに対するモチベーションが起きず、ことが起こった時に「うきゃあ」となってしまります。なので、不安はリスクマネジメントを促進するわけです。

とはいえ、不安という感情は非常にしばしば人の心を辛くさせます。不安に囚われると、時としてそのことしか考えられなくなりますよね。また、不安で、夜寝れない、とか、朝目が覚めてしまう、というのも辛いところです。特に、将来のことについては、時がある程度、経たないと解決しないことも多く、それまでの間、時を待つのは結構ジリジリとした気分になります。目標を目指すのは楽しい面がありますが、不安に追いかけられてことをなすのは、やっぱり辛いですよね。

ということで、不安という感情は大切な面もあり、でも、持つと辛いこともあります。なので、適切なバランスがとれるよう不安と付き合っていくことが必要です。

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