意見を聞きつつも最後に決断するのがリーダーである

独裁的なリーダーシップ、ということはありますし、それがある一定の効果をもつ、ということもあるでしょう。ですが、今回は、民主的なリーダーシップをイメージしてみました。まあ、民主的、と言っても実のところは独裁が大切、ということが今回のテーマです(特に会社経営においては)。

意見を聞く、ということは大切といえば大切です。当たり前ですが、情報は現場にあるので、現場から吸い上げないといけないし、それに伴う判断は現場の方が優れている、ということもあります。また、現場の参加意識を高めるためにも、意見をきちんと聞いて、時としてそれを取り上げてあげる、ということも大切ですよね。あと、意見を聞くことにより、大切にされている感を与えることができます。

じゃあ、決断をメンバーに委ねていいのか、、というとそれは異論があります。メンバーに委ねる、というのは、例えば、多数決で決める、とか、○○さんがそう言ってるから、そうします、とか、誰か一人でも反対しているのであれば、その意見は採用しない、とか。○○さんが言っているから、というのは別かもしれませんが、多数決とか全員一致とかだと民主的に見えます。

ですが、最後に決断するのはリーダーだと思います。なぜなら、決断することがリーダーの仕事であり責任だからです。みんなの意見を聞くことは大切だし、それぞれのメンバーの意見を尊重することも大切です。ただ、、意見に流されるのは責任放棄です。みんなで決めて間違ったからぼくは悪くない、とか、〇〇さんが言っているからそうした、という、そんなリーダーについていきたいですか。やっぱり、決断にはきちんと責任を取る人がリーダーであって欲しいですし、それがあるべきだと思います。全体の意見だからといって、それが正しいとは限らない、というのは当たり前の状況でもあります。

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