言いやすい人につい言ってしまい言いにくい人を回避してしまうことの落とし穴

人には、その人にとって言いやすい人、と、言いにくい人がいたりします。そういう場合って、つい、言いやすい人に言ってしまいますし、逆もあります。ただ、そこには、問題点もあったりします。今回はそんなことをば。

言いやすい人にいうことは、ハラスメントにつながりやすい、のです。普通の人や言いにくい人には、丁寧に、気を遣って言葉を選んだり、場合によっては、言うこと自体を控えてしまったりします。逆に、言いやすい人には、自分の思ったことや強めの言葉の言えてしまいます。言いやすい人は、あまり言い返したりしないので、ますます言いやすくなってしまいます。ですが、そう言う人ほど負のエネルギーを溜め込み、その人の心身を蝕み、大事件になってしまう、と言うこともありえない話でないです。おそらく、これがハラスメントの一つの発生要因となるのでは、と思います。

逆に言いにくい人にいわない、というのも問題です。当然、言わないと伝わらないですよね。それが続くと自分がモヤモヤしたり、いつまでも相手に遠慮をしてしまう、ということもあります。それと、言いにくい人に対して、別の人に言わせる、ということもあります。例えば、「○○さんに〜〜って言っておいてよ」とか。頼まれる方も嫌だし、言われる方も人を介して言われることが嫌だ、と思うことがあります。

どうすればいいか、というと、一つは、自分の心理的動きとは逆側にするよう心がけるということになります。言いやすい人にいう時にこそ、相手の感情や想いに気を遣う。逆に言いにくい人に対しては勇気を持っていうべきことは言う、と言うふうにしてみる。そうしたほうが、最終的には人間関係がうまくいくのではと思います。

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