社長が持つべき思考プロセスは長期思考である

社長の思考プロセス、特徴的なものは、いくつかあります。そのうちの一つとしては長期思考ということがあります。今回はそんなことをば。

それは、長い未来を考えて、そこから、今やるべきことを逆算して検討すること。口癖としては、「5年後は考えると、、」「10年後を考えると、、」ということが出てきます。

長期思考をさらに、2つの要素に分けることができます。まずは、長期的に世の中や自分の周囲がどういうふうに推移していくか、ということ。外的要因です。もう一つは、5年後、10年後にどうなっていたいか、という理想とか、ビジョンと呼ばれるもの。内的な状態です。この2つをそれぞれ考えていく。

それは、社長の役割が、会社の方向性を決める、ということがあり、会社の方向性は将来がどうなるかわからないと決めようがないので、必然的に長期思考となります。長期思考がないと、短期的は状況に経営判断が左右されやすく、それに伴い経営判断がぶれやすくなってしまいます。

逆に、従業員はどちらかというと、目の前の仕事の対応、ということが主たる業務となる、ということもあり、思考の時間軸が短期に触れがちです。

なので、社長の大切な仕事として、長期と短期をつなげる、ということが必要です。長期を見ながらする、経営判断は、時として従業員側に理解ができない可能性があります。そのためにも、なぜその判断をするのか、そもそも、想定される未来はどんなものがあるか、ということからきちんと説明をする必要があります。

社長の思考プロセスのうち、大切なものとして、長期思考があります。なので、長期思考、モテるようにしたいものです。

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