自分と演劇との細くて長い付き合いについて

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自分の隠された趣味として演劇があります。「隠された」と書いたのは、料理や旅行ほど、どっぷりとつかっているわけではないのですが、ふとした折に演劇的なものに触れる機会があり、それを楽しんでいる、ということです。そのかかわりについて少し振り返ってみます。

まず、1番古い記憶は中学生の頃に文化祭の折に、生徒会主催の演劇に出演したことですかね。役柄は主人公(舘くらみ)の父親役で、婚約者と結婚の挨拶にきたときに、「くらみをよろしく頼むよ、がっはっはー」と言いながら心臓発作で倒れる、というシュールな役でした。多分、これが今のところ最初で最後の自分が演じた経験になります。

それと同時期、ぼくが中学生の頃、週刊少年ジャンプで連載していた、「ボンボン坂高校演劇部」というマンガを割と愛読していました。内容としては、ラブコメディですね。主人公の正太郎君がモテモテで、うらやましくもあり、かわいそうでもあった、という感想を残しています。

その次は、社会人まで飛ぶのですが、その時ちょいちょい見ていたのが水族館劇場の野外演劇。ぼくが見たのは、駒込大観音で公演していたときで、その時は結構近所に住んでいて、気になっていったのが見にいったのが始まりでした。実は、この水族館劇場は結構好きで、公演としては5-6回くらい、1公演で2回見に行くこともあったので、回数的には10回弱は訪ねています。

海外にいるときには、やっぱり、言語の関係であまり見にいく、機会は少なかったかなと。見にいったのも、「美女と野獣」、「オペラ座の怪人」くらい。あと、題名は覚えていないのですが、青い色の人が出てくるコメディみたいなものを、サンフランシスコで見た記憶があります。

東京に戻ってきてから見たのが、ももいろクローバーZが主演している、「幕が上がる」。別に、ぼく自身はそれほどももクロファンではないつもりですが、先輩が絶賛していたので、ふと、気になって見にいきました。これまた、高校生が演劇をして、全国大会を目指す、という話ですが、結構面白く、感動した覚えがあります。

で、この映画ですっかりももクロファンになったぼくは、、、ではなく、この話自体に魅せられたので、原作のほうを読んでみました。原作だと、映画の中では端折った部分も見ることができ、結構、内容が充実していたので、楽しく読ませていただきました。

「幕が上がる」、原作を書いたのは平田オリザさん。なので、この流れで平田オリザさんが主宰している、「青年団」の劇を見ることに。この時の演目は「冒険王」、トルコにある安宿を舞台にした演劇です。ぼくも、旅行好きで若い頃はバックパッカーだったので、共感を持ってみることができました。

そうこうするうちに、東京から松本に戻ってきます。松本は演劇の都、とよばれるくらい、演劇が盛んで色々なところで公演をしています。とはいえ、実はあまり見にいっていなくて。というのも、いこう、と思ってチケットを買ったものの、2回続けて失くすという失態をしてしまったから。

ですが、去年の演劇祭は見に行ったし、つい最近だと、空中キャバレーをみにいきましたよ。まあ、空中キャバレーは、演劇というよりサーカスですけどね。その他、松本ではないのですが、友達が出演している芝居をみにいった、ということもあったかなと。

今後ですが、せっかく、松本にいるので、もう少し演劇を見にいってもいいかな、、と思います。ワークショップなんかもやっているので、経験として演じることに触れてみる、ということはあってもいいかも。役者として真剣にやるのは、大変そうなので、そこまではしないとは思いますが。

結局、ぼくにとって、演劇とは、どっぷりつかる、というものではなく、おりにふれて接するもので、そのたびに少しずつ人生が豊かになる、そんなものかなー、と考えています。

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