人に教えるために身につけておきたい3つのこと~単に上手だけではだめですよ~

セミナーの講師、スポーツのコーチなど人にものを教えることをする機会があることでしょう。人に教えるために必要なことをまとめてみました。

それなりな能力技術それと実績

やっぱり最初にくるものは、教えることにたいする能力技術となります。そもそも、能力技術を伝えるために教えるということがあるため、それなりなレベルに達している必要があります。

「それなり」と書いたのは、教えられる方のレベルによって、教える側に必要とされるレベルが違ってきます。トップを目指すために教えるにはかなりなレベルに達している必要があります。他方、初心者相手であればそこそこであれば大丈夫でしょう。

あとは、実績。実績があると、教えられるほうとしても説得力をもって受け取ることができます。逆に、実績がないと能力はあっても、信用してもらえないこともあります。

教える能力~言語化能力

その次に必要なこと、それは教える能力、となります。教える能力の中でも最も大きなポイントはそのことについて言語化する能力ではないかと考えております。特にスポーツなんかだと、体の動かし方とかきちんと言葉で説明できないとそれを理解することはできません。体の動かし方を見せるのと同時に言葉でも説明する必要があります。

その人のレベルに合った言葉/教え方をするというのも大切です。初心者と熟達者では持っている言葉/知識は異なるので、教え方もそれに合わせる必要があります。

そのために必要なこととして、自分の行動知識を言語に落とすことがあります。また、自分もセミナー等でそのことについて学ぶとスムーズに言語化できるようになるでしょう。教えるノウハウを勉強する、のもいいですね。

下手から上手になったこと

それと、最後にもう一つ。最初は苦手だったことを克服した、ということは人に物事を教えるのに非常に優位なことです。

まずは、できない人の気持ちがわかります。最初からすんなりとできてしまった人にはそこを理解するのは非常に難しいです。日本人をしていると、日本語を勉強中の外国人の気持ちわからないですよね。自分自身がどのように上達してきたか、その道筋や方法を与えることにより、教えられている人もうまく対応することができます。

まとめ

教えるためには、単にそのことに対する能力技術実績があるだけではなく、それを教えることができることが大切です。あとは、最初からできるより、徐々にできるようになっていた人の方がより効率的に教えることができるでしょう。

 

 

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