HSBC(フィリピン)銀行口座閉鎖の旅(1) ~口座開設からその後の利用状況まで

先日、フィリピンはマニラに出かけてきました。目的は、かつて、マニラに作ったHSBCの銀行口座を閉鎖するため。そのあたりの、経緯、手続を振りかえってみることにします。

もう、あれは2014年の3月頃になるでしょうか。友人の勧めに従い、フィリピンはマニラにあるHSBCの銀行口座を開設しました。その時は、不動産投資を含めて投資をする、ということを勉強していた時期なので、ノリということもあり、とりあえず口座を開設しました。口座開設については、投資会社の人にサポートいただき、書類をそろえ、現地にて手続きをして無事口座を開設しました。

その後、色々と勉強をしていく中で、投資、特に不動産投資は自分に向いていないのでは、、、と思うようになってきました。不動産投資は銀行等で一時に多額の資金を調達しそれをもとに物件を買い購入する、という投資であり、レバレッジが強く働く投資であるため自分がやるのは少し怖いな、と。この際、開設した銀行口座もフィリピンの不動産を購入することを前提として開いたものであるものであるため、結局、そういう機会もなく、使わなくなってしまいました。

それでも、ちょこちょこと残高確認をし、預金口座が正常にオープンされていること、残高が当初の振込額に近い水準にあることを確認していました。しばらくの間は、きちんとチェックできて、その時は少し安心をしておりましたよ。

ちょうど、2年くらいたったころ、2016年の前半ですね。いつものように、キャッシュカードを差し込んで残高を確認すると、なんと、ATMが受付てくれません。最初はパスワードの入力誤りかと思い、なんどか挑戦してみるも、やっぱり受け付けてくれません。なにか、異変があったかと思い、つい動揺しました。なにせ、口座開設した銀行は日本になく、インターネットバンクも開けていません。どうしようかと、やや途方にくれてしまいました。

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