「賛同する」と「表明する」ことの違い

人の意見、賛同すること、多いと思います。ですが、それを表明するかどうか、というのは別、ですよね。今回はそんな人間心理について考えてみました。

価値観は時として矛盾する

自分の持っている価値観、時に矛盾していることも多いです。例えば、自分の中で、「よりよい人生に向かって努力し成長していくことが大切だ。」という価値観と、「いやいや、肩肘はらずにのんびり生きて行こうよ。」という価値観の2つがあったとします。時として、統合されず両立している場合が往々にしてあります。そうすると、前者の価値観を持つ友人と後者の価値観を持つ友人とそれぞれできてくるでしょう。そうするというなれば、思想のコウモリみたいな感じになってしまいます。

そんな場合、どちらか片方の価値観を表明すると、もう片方の価値観をもつ友人に対して誤解を与えることを不安に思うこともあります。そのため、自分が有している価値観について明確に表明しない、ということもありえます。

表明することによるデメリット

自分の持っている価値観を表明すると明確にマイナスとなる、という場合、なかなか表明しにくいですよね。極端な例としては、江戸時代にキリスト教を信奉していた人。自分が持っている価値観を表明すると、下手すれば死刑という状況となってしまいます。そういった場合でも表明する人は表明するのですが、人によっては自分の持っている価値観を表明しない、という選択肢をとることもあるでしょう。

自分の考えを見せるのを嫌う

自分の考えをそもそも表すことが嫌う、ということもあるでしょう。自分がどう感じているか、なにを考えているか、人に知られたくない、という傾向持つ人もいることでしょう。そういう人は、特定の価値観について賛同していてもそれを表明することはない、、のかなと。

まとめ

特定の意見、価値観に賛同しても、それを表さない、ということはあります。なので、自分の意見に対して、賛同の意を表さない、ということがあってもそれだけで落ち込むことはないかと思います。意外と賛同していることもありますよ。

 

 

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