個別原価計算は意外と役に立つのですよ

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原価計算を勉強している人は、個別原価計算ってどこで使うのだろう、、と思っている人も多いのでは、と思います。そのため、実際の使い道や有用性を検討しましょう。

どのような場面で用いられるか

よく、原価計算のテキストなどでは、船等の個別性の強いものに使われる、といわれています。その他、実際に使われている場面として、ソフトウェアの受託開発があります。すなわち、ソフトウェアの開発にかかった原価を一つのプロジェクトに集計して、プロジェクトにおける費用を計算します。その他、監査法人も監査クライアントごと、プロジェクトごとに原価を集計していますよ!

個別原価計算の管理手法

個別原価計算の場合、プロジェクトごとに売上と原価を集計していきます。そのため、まずは売上と原価のバランスを見ます。粗利が高かったり、低かったりする場合にはなんらかの問題があるかもしれないので、そこは注意します。

また、プロジェクトごとに予算や納期を設定します。そこで、予算と実績の対比、及び納期との対比を行うことにより、よりプロジェクトの状況がハッキリするとともに、実績だけでは見逃してしまう、問題を発見することも可能です。

異常値リストの活用

さらには、異常値リストを抽出して、そこをレビューする、ということが非常に有用です。つまり、全プロジェクト網羅的にみるのではなく、異常値(予算からの大幅乖離、高粗利、赤字、納期遅れ)のプロジェクトにフォーカスして状況を検討します。これはプロジェクトの実態の確認とともに、原価集計の妥当性をも検証することができます。例えば、高粗利かと思っていた案件が実は単に原価計上漏れだった、など。

感想

私が会計士の勉強をしているときには、「個別原価計算なんてなんの役に立つのだろう。」と思っていました。これが、そんなにも役立つなんて、驚きです!!

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【編集後記】

今週末、海外渡航をするものでそのアレンジをしておりました。先月から海外づいております。

 

会計/税務/監査