イタリア街歩き記⑫~イタリア食事情 その1

ムラーノ島まで来たところでいったん、大体旅程の半分が終わった感じです。なので、閑話休題的にイタリアの食事情など少し書いてみましょう。

イタリアの食事とはどんなものでしょうか?日本だと、ピザやパスタに代表される、いわゆるイタ飯があります。実は、そのイメージと実情はそれほどかわりません。

ですが、ちょっと違うところは、コースを想定してメニューが作られていること。メニューを見ると、最初のほうに前菜のページがあります。その次に第一のメインというところがあり、ここにパスタが来ます。そして、第2のメインというところで、ここに肉料理やら魚料理がくる。そして、最後にデザート、というのが、一般的なレストランの組み立てのようです。ぼくは、お昼はパスタだけ、にしていて、夜はコースにするということが多かったかな。

おいしいといえば、おいしいのですが、塩辛い料理が多かったような気もします。

そうそう、よく日本でも見る生ハム等前菜の盛り合わせもあります。これは、本場だけあって、なんとなくこっちで食べた方がおいしかったような気がします。

あと、軽食として、ピザやサンドイッチがあります。ピザは物価の高いイタリアの中では非常に安くて、一番安いもので一つだいたい6ユーロ。6ユーロだと日本円で800円でそれほど安くなく感じますが、とはいえ、これより安いもの、となると、サンドイッチくらいしかありません。ピザは何回か食べましたが、やっぱり本場、という感じでおいしかったです。

ピザはレストランでも食べれるところはあるようですが、むしろ、Pizzeriaという、軽食を食べるところに多くあります。

朝ごはんは、クロワッサンが多かったような気がします。それと、コーヒー。コーヒーはエスプレッソかカプチーノで、いわゆる、日本人がイメージするようなコーヒーはほとんどありません。そういえば、スタバもイタリアでは見なかったですね。

後、お酒はビール、ワインとイタリアの定番。その他、レモンチェッロという、レモンベースの甘酸っぱいお酒があります。というと、カクテルのように軽いイメージがありますが、なんとなんと、アルコール度数は30度ほどあります。

今回は、日本でもイメージされている、イタ飯的なごはんを取り上げてみました。次は、イタ飯風、意外のもの、を取り上げる予定です。

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